先日、ディズニーランドへ行った際、「美女と野獣"魔法のものがたり"」に初めて乗った。
2020年9月にオープンしているので、それから2年くらい経過してやっっっっと乗る方ができた。
今でも並ぶと2時間くらい掛かるので、「ディズニー・プレミアクセス」を利用した。
ディズニー・プレミアアクセスとは簡単にいうと並ばずに乗れるファストパス。ただし、「有料のファストパス」だ。
美女と野獣は1人2000円する。
た〜〜っっっっけっっ!!!
入園料が10000円近く(土日)して、ファストパス2000円て!
しかし私は小さな子連れで、2時間待つのは不可能。仕方なく唯一空いていた枠で乗ることにした。
そしていざ、「魔法のものがたり」へ...。
まず城が凄すぎる。圧倒的な完成度で、遠くから見てもかなり美しい。
城内もインテリア、小物にまで拘っていることが伺える。
クオリティ高け〜と感心していると、大きな階段があるフロアへ案内される。
物語的には城へ迷い込んだベルが、初めて野獣の姿となった王子と対面するシーンだ。
そしてベルと野獣が登場。
すごい...凄すぎる......!
他のディズニーアトラクションと比べても、圧倒的にアニメのキャラクターが再現されている。
一切人形感がなく、「アニメのベルが現実にいたら」という表現がそのまま実現しているのだ。
圧倒的な没入感のまま、ついにアトラクションへ乗る。
乗り物は大きなティーカップ型で、一度に10人乗れる。これがまた凄い。
それぞれが、おそらく自動で制御されていて前後左右と自由自在にくるくる回り、隊列を組みながら乗り場へやってきた。
どこかで、見たことあるなと思っていたが、これルンバだ。でっかいルンバだ。
是非このアトラクションに乗ろう。ルンバの上に乗ってくるくる回る猫、あのルンバ猫になれる。
コンセプト的には「プーさんのハニーハント」に近く、乗り物に乗りながら物語を追体験するというもの。
ただこの乗り物がが本当にすごい。
乗り物に乗ると、すぐに「ろうそくのルミエール」による「ビー・アワー・ゲスト」が始まる。(私はこの曲が大好き)
くるくる回りながら、音楽やキャラクターの動きに合わせて上下に動く。
より物語に入り込むことができて、自分もアニメの一部になり、この晩餐会に参加しているかのように思えてくる。
さらにやはりキャラクターが本当にすごい。
アニメのベルが、本当に「いる」。
乗り物によって360度様々な角度からベルを見ることが出来るのだが、本当に不思議なことにどこから見ても人形としてのベルではなく「アニメのベル」なのだ。
これは是非アトラクションに乗って体感してみて欲しい。
そんな感じで、物語の主要なシーンも乗り物になりながら名曲とハイクオリティなキャラクターと共に楽しむことが出来る。
特に、野獣の魔法が解けて人間に戻るシーンはマジでどういう技術を使っているか分からない(魔法としか言いようがない)し、最後の舞踏会のシーンはとても興奮&感動する。
とにかく言いたいことは、このアトラクションは「アニメの世界への没入感が凄すぎる」ということ。
このアトラクションの制作に関わった全ての方の、細部までの拘りやディズニーとしてのプライドのようなものを感じられた。
間違いなく、原作を再現するタイプのテーマパークのアトラクションとしてトップの出来だと思う。
ファストパスに2000円は高いなと思った私を許して欲しい。
むしろ2000円で乗らせてくれてありがとうございます。ディズニー様。