ガラス2枚越し!?コロナ禍の出産
私の子供が生まれたのはコロナ真っ只中で、妻が出産のために入院した病院も厳戒体制の状況だった。
入院してからも誰も付き添いが出来ず、出産の際も立ち合い不可という状況だった。
一応、自分のスマホでオンライン中継できるというオプションがあり、私も家で待機はしていたが、中継はされなかった。
妻曰く「全くそれどころではない」ということだった。確かに。
産まれる瞬間も産まれてからも妻はひとりで頑張ってくれていたので、本当にすごいことだったと思う。
産まれた翌日も、子供と妻の面会に父親である私でも10分間だけしか許されなかった。
しかも、ガラスのドア2枚越し。
初めて見た子供はそれはそれは可愛くて、とても感動した。
感動したが、ガラス2枚越し。声も聞こえないので、電話で話す。
看護師の方に、記念に写真を撮ってもらったが、
手前に映る、妻と子供。
その奥の方に、ガラス2枚越しの私が映る。
その写真を今でも見返すが、たまたま映っちゃった人感がすごい。
▼そんな出産を経て育った子供の話▼