ハコノオキバ

毎日投稿できるだけ。頭に思い浮かんだことを入れておく箱の置き場です

アンパンマン沼は日常に染み込んでくる

アンパンマン

 

それは全ての子供が無条件で好意を持つ最強のキャラクター。

 

世のオモチャなどの子供向け製品の多くにはアンパンマンが使用されていて、人気を博している。

 

しかし私は予てよりこう思っている。

子供たちはそのオモチャが面白そうかどうかは別として、「アンパンマンの絵があること」を重視していると。

 

アンパンマンあることが大事であり、その製品そのものの性能は何でもいい。

アンパンマンがあれば、なんでも欲しくなる。

 

とにかくアンパンマンアンパンマンアンパンマンなのだ。

 

それほどまでにアンパンマンは、子供たちには絶対的な存在であるともいえる。

 

私は我が子には、この「アンパンマン沼現象」にはなんとか陥らないように、産まれた直後からアンパンマンを徹底的に避けてきた。

 

何故なら一度その沼にハマったら、子供はアンパンマン製品を執拗に欲するようになり、あらゆるものがアンパンマンで統一されることとなり抜け出せなくなる。そして金銭的にきつい。

 

そのため、子供の服やあらゆるグッズ関連はアンパンマンが描かれていないものにしてきたし、テレビやYouTubeなどで少しでもアンパンマンが映るなら消した。

 

そうした「禁パンマン」を続けてきていたため、私の子供は1歳になる頃にもアンパンマンを知らなかった。

 

街中でアンパンマンが目に入ったとしても、「やたら丸顔の人いるな......」としか認識していなかったはずだ。

ここまでは禁パンマン生活が成功していたといえるだろう。

 

 

 

しかしそれから半年近くが経ち、保育園にも通うようになったある日のことだ。

 

子供とショッピングモールを歩いていると、

 

アンパンマン!!」

 

と、アンパンマンが描かれたお菓子を指さしていたのだ。

 

し、「知って」いる……!

 

こいつ既に「知って」やがる……ッッッ!!!

 

私は思わず「なに〜〜〜!?何故そいつを知っている!??」と驚いた。アリバイ崩れた犯人?

 

 

そう、どこかから染み出してきたのだ。

 

隠そうと思っていても隠し切れない。

 

アンパンマン沼は私たちの日常に染み出してくる。

 

気が付かぬ間にあなたの子供も、その沼のなかにいる。

 

 

▼その後の沼の様子▼

rati0.hatenablog.com