どうしても使ってしまう
はるか昔より、子供に対して「悪さをすると鬼がくるぞ」などというように、「〇〇すると●●がくるぞ」という叱りの構文がある。
「悪いことをすると、子供にとって恐怖の対象である何かがやってくる」というシンプルなロジックで、子供にいうことをきかせようとするという、この鬼がでるぞ構文
めちゃくちゃ教育に良くないらしい
なんでも、子供が言う通りにするのはあくまで「怖いから」であって、「なぜやってはいけないか」という本質的な問題の理解をさせずにいうことをきかせているからだという。
なるほど、確かになぜ〇〇をやっていけないのか、ということをしっかり理解させるということが子供の教育としてはあるべき姿なのだろう。
私にも2歳の子供がいるが、すごく身に染みる内容だった。
しかし、私の子供は絶賛イヤイヤ期
すんごい「〇〇すると●●くるよ」って使っちゃう~~~!
例えば、子供が風呂に入るのを嫌がったりすると、
「いいの?お風呂イヤイヤいっていると、鬼さんくるよ?」と言うと、「やだ!」と速攻風呂に向かってくれる。
この効果が絶大過ぎて、スピードを求められる育児の現場では使えば使うほど依存してしまう……、麻薬のような存在だ。
しかしあまり使ってはいけないと思っているので、
最近では鬼さんだけではなく「恐竜さんくるよ?」や「おばけさんくるよ?」や「サンタさんくるよ?」といったくる対象をいろいろ変えている。
※サンタさんに至っては子供にとっていい存在だが、これも怖いらしい。まあよく考えたら、クリスマス以外でサンタさんのような中年男性が家にきたら怖いか。
なので子供にとって我が家の前には、いろんな存在が渋滞を起こしていたむろしているような状態だと思う。
最近ではしっかり言葉で理由を説明して分かってくれることも増えてきたので、今後は鬼さん構文に頼らずにいきたいと思っています……!